当社グループは、1966年(昭和41年)2月の設立以降、4温度帯の物流ネットワークを全国に展開し、共同物流、専用物流、海外物流を提供してきた結果、今では、全国約170箇所以上にのぼる事業拠点とトラック約3千台を擁する協力運送会社(キユーソー会)により、食品物流の総合力において、業界をリードしております。
当社グループは、2009年12月より中期経営計画(2010年〜2012年)をスタートさせました。この中期経営計画は、当社グループを構造改革する計画との位置づけとなっております。当社グループを取り巻く事業環境は、荷主企業の物流費抑制および環境負荷削減へのニーズの高まり、少子・高齢化による加工食品市場の縮小、都市部と地方の格差の広がり、物流業者間の価格競争による受託料金の伸び悩み等、従来の様な量的経済成長は望めず、新しい時代に向けた経営環境は、量から質への転換が求められております。
その様な変化に対応する為に、当社グループの体質改善を果敢に断行する必要があります。中期経営計画では、「物流品質の向上」、「収益体質の改善」、「成長分野へのシフト」をテーマにしています。まず、物流品質基準の明確化と標準作業の設定を進め、先の中期経営計画において取り組んできた業務の標準化の仕上げに入ります。経営資源の最適化と物流サービス向上のための保管機能・運送機能の再構築も同時に進め、収益体質を強化してまいります。足もとの物量減には、グループ各社・協力運送会社(キユーソー会)との協力と連携による地域密着型営業を強化し、対応していきます。中期経営計画後半は、「成長分野へのシフト」を進めます。当社グループが将来に亘って存在し、発展していく為の機能を強化し、附加して新しい物流価値を創造していく為に、国内では専用物流事業の強化とネットワークの再構築による物流網の強化、更には国際物流を視野にした海外物流事業の育成・強化などを進めてまいります。
【2012年11月期連結業績予想】
【中期計画の戦略軸】
(1)
業務の標準化の定着
標準作業の設定と品質基準の明確化、料金体系の見直し
(2)
専用物流と輸入貨物取扱への資源投下
専用物流向け新情報システムの開発、異業種企業との連携
(3)
運送機能の再構築
地方TC機能の拡充、配車機能の再構築
(4)
保管機能の再構築
拠点ネットワークの再構築、小口化に対応した荷役作業体制の構築
(5)
情報系システムの構築
収益管理システムの強化
(6)
人材育成・活用の強化
当社グループは、安全・安心を前提とした物流品質優先を実践し、機能の強化と新たな価値の創造により食品物流のリーディングカンパニーとして、存在感のある企業グループをめざしてまいります。
これからも引き続き、皆様のご理解ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。