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Sustainability

持続可能な地球環境への貢献

持続可能な社会の実現のため、その基盤となる地球環境へ与える事業活動の影響を認識し、環境課題に対して誠実に取り組みます。

脱炭素社会の実現

倉庫のLED化、冷凍機の更新、脱フロン
(自然冷媒・陽圧)

当社が所有する倉庫において、環境負荷低減のための取り組みを進めております。
省エネ施策として、照明器具を蛍光灯からLEDに切り替えるほか、冷蔵・冷凍倉庫内の冷気を逃さないよう、バース(車両が倉庫に接車し商品を積み下ろしするスペース)に陽圧設備を取り入れ、電力消費の低減を図っております。
また、地球温暖化係数が小さい冷凍機への更新や、新設営業所においては、自然冷媒の冷凍機を導入し、温室効果ガスの排出低減を図っております。
引き続き、より、環境負荷の低い設備の導入を検討してまいります。

LED照明の導入

共配、コンテナ輸送
(モーダルシフトへの転換)

会社設立の1966年以前より、キユーピー株式会社(以下、キユーピー)の倉庫部門として、キユーピー商品と同業他社商品の共同配送に取り組んでおり、現在も、輸送効率がよくCO₂排出量の少ない低温共同配送を強みとしております。
1982年に2室式冷凍車を開発、冷蔵・冷凍の2温度帯の共同配送を開始し、2010年には3温度帯に対応するフレキシブル車両「FCD3+1」を開発いたしました。
2015年には、31フィートコンテナの鉄道輸送を開始し、よりCO₂排出量の少ない輸送であるモーダルシフトを推進しております。
今後とも、食品物流のリーディングカンパニーとして、創意工夫を重ねながら、挑戦し、社会的責任を果たしてまいります。

設立当時の車両RORO船、フェリーを利用したトレーラー輸送

EV車の導入

主要なグループの輸送機能となるキユーソーティス株式会社において、2022年にEV車を2台導入いたしました。
関東近郊の配送に導入しており、1台あたり年間で15.3tのCO₂排出量の削減ができます。
またエンジンがモーターに置き換わったため、振動や音がなく快適であるとドライバーより好評の声があがっております。

EVトラック

再生可能エネルギーの生成と使用

複数営業所に太陽光発電設備を設置し、生成した電気を自家消費または電力会社へ売却を行っております。

○自家消費営業所
西条営業所

○売電営業所
松戸営業所、所沢物流センター、伊丹第三営業所

>> KRSの発電所

太陽光発電システムを導入

資源管理と資源循環の推進

ストレッチフィルムの
サーキュラーエコノミー

当社とオルディ株式会社は、事業活動の中で発生する使用済みプラスチックのリサイクルと、リサイクルされた商品を使用するサーキュラーエコノミーを構築しました。
具体的には、商品の結束・固定や、パレットに積んだ箱の荷崩れ防止などに使った使用済みのストレッチフィルムを、オルディ株式会社が提供する「asunowa(あすのわ)再生ストレッチ」の再生原料として使用いただき、当社が再生された商品を購入することで、資源循環を行っております。
順次、回収対象の営業拠点を増やしており、全国展開を進めてまいります。

クリアホルダー、ペットボトル
キャップの回収

アスクル株式会社様が実施されている、「アスクル資源循環プラットフォーム(クリアホルダー)」に参加し、使用済みクリアホルダーの資源循環を行っております。
これまで産業廃棄物として廃棄しておりましたが、2023年に開始した調布本社ビルでは、1年間で147.15kgのクリアホルダーを再資源化することができました。

また、同じく調布本社ビルでは、ペットボトルキャップをNPO法人・キャップの貯金箱推進ネットワークに寄付しております。同団体では、集まったペットボトルキャップの売却金を開発途上国へワクチンを送る団体へ寄付しており、2023年は、57.8kgのペットボトルキャップを寄付し、約28人分のワクチン費用の寄付につなげることができました。

今後とも、使用数の削減に取り組みながら、資源循環を推進してまいります。

回収したクリアホルダー