キユーソー流通システム(KRS)のオリジナリティを表すキーワードから、
どのような特徴や強みを持っている会社なのかをご紹介します。
わたしたちの基本的な価値観となる社是は「楽業偕悦」。同じ志をもって一致協力して目標に向かい、個人の意欲・やりがいを大切にして仕事(業)を楽しみ、困難や苦しみを分かち合いながら、悦びを偕に(ともに)していこうという考え方です。社訓は「道義を重んずること」「創意工夫に努めること」「親を大切にすること」です。
売上高は1,800億円を超え、国内食品物流業界トップクラス。 キユーピーグループの枠を超えて、食品メーカーや外食チェーン、スーパー、コンビニエンスストアなど約1,000社のお客さまとお取引をしています。
食品物流のリーディングカンパニーとして品質や鮮度を維持するための厳しい管理基準を設けています。食品の物流において特に大切なのが温度管理。「常温」「定温」「冷蔵」「冷凍」という4つの温度帯で、その食品の特性に応じた、最も適した温度を維持する品質管理を徹底しています。その他入庫日日付管理・賞味期限管理など、食品業界が取組むPL法対策やHACCPの要求を強力にサポートしています。
営業所は全国60箇所以上。全国に広がる物流拠点・輸配送ネットワーク、培った4温度帯の品質管理ノウハウに情報システムといったさまざまなアセットを活かして、独自の物流スタイルを築き上げており、お客さまのニーズにワンストップでお応えします。1日当たり約5,500台の車両を擁し、船舶や貨物コンテナを駆使した輸配送も展開しています。
お客さまの物流戦略パートナーとしてロジスティクスの課題解決を支援しています。コンサルティングサービスや、KRS独自のクラウドサービス、物流センターの設計エンジニアリング、ロジスティクスシステムの構築など、お客さまのニーズに合わせた情報サービスを提供。品質重視の物流情報システムの開発に注力しています。
新しい低温物流への挑戦として、埼玉県所沢市に冷凍・冷蔵対応の物流拠点「首都圏SLC」を2019年に開所。業界に先駆けて冷凍の温度帯での自動化、省人化、オペレーションのシンプル化に取り組んでおり、最適物流体制の構築と働きやすい環境づくりをめざしています。免震構造や外断熱工法の採用、屋上の緑地化など環境と人に優しい設計となっています。
仕事は肩書きではなく「人」でするもの。従業員どうしが役職関係なく「さん」づけで呼び合う文化が根付いています。また、「きずな会」というより明るく働きかいのある職場をつくるための親睦会もあり、新入社員歓迎会や社員旅行、スポーツ活動などを行っています。リフレッシュ休暇や時短勤務制度・自己啓発支援制度などの福利厚生制度も充実しており、ワークライフバランスが取れる環境です。
労働力不足への対応や環境保全などの実現に向け、トラック輸送から鉄道・船舶輸送に転換するモーダルシフトを推進しています。2019年には関東~九州間の食品輸送で、トラックドライバーの運転時間を大幅に削減し、モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)を受賞しました。
中国、ASEANなど、成長著しい海外市場において、高品位な低温物流サービスの提供をめざしています。現在、中国では、上海市内を中心とした低温の保管・配送および上海発着の長距離輸送、タンクローリーによるバルク輸送を提供。インドネシアでは5カ所の冷蔵倉庫で保管から輸配送、海上・陸上輸送までの低温物流サービスを提供しています。