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3分でわかるキユーソー流通システムの物流

Q1. KRSって、何をするの?

A1. 保管・輸配送方法など、より良い物流を提案・実現します。

たとえば商品が品切れすることなく並ぶスーパーや、豊富なメニューが楽しめるレストラン。そんな当たり前の日常を支えているのが物流です。物流の機能は倉庫と運送。基本はとてもシンプルです。しかし、必要とされる商品を、必要な場所・時間に、お預かりしたままの品質を維持してお届けするとなると、その難易度は一気に跳ね上がります。KRSは温度管理を徹底した倉庫・冷蔵庫と、品質を保ちながら輸配送ができる仕組みを開発し、それらを全国レベルで整備・展開することで人々の生活に必要不可欠な「食品」の物流を支えてきました。その最大の特色は、取引先の業態・サービスに応じた最適の物流を「提案し、実現する」点にあります。つまり保管・輸配送という物流機能を提供するのではなく、情報システムを含めた物流戦略を提供する。それが、当たり前の日常を支えるKRSの物流ビジネスです。

Q2. KRSは、何を運ぶの?

A2. 人々の生活に不可欠な「食品」に特化した物流です。

KRSは1966年の設立以来、食品物流に特化した事業を展開してきた食品物流のリーディングカンパニーです。食品物流にとってもっとも大切なのは品質管理です。食に対して厳しい目を持つ日本では、食の安全・安心はもとより、物流過程における劣化防止、鮮度の保持にも高い水準が求められます。こうした食への要望・期待に応えるために、KRSは「常温」「定温」「冷蔵」「冷凍」という4つの温度帯で、その食品の特性にもっとも適した温度を維持する品質管理を徹底しています。また、食材が痛みやすい梅雨や夏場の運送では、車両庫内の細菌増殖を抑えるために車両の洗浄と庫内殺菌処理による品質管理を行っています。2005年には車両の庫内温度管理ができる車載端末を導入し、納品までトップレベルの品質管理体制を確立しました。いつでも、どこでも美味しく新鮮な食品を楽しめる。そんな品質をKRSはこれからも守り続けます。

Q3. KRSは、どう運ぶの?

共同物流

生産者に応える物流

同じ場所に納品する各企業の商品をまとめることで、効率的な物流に。

専用物流

お届け先に応える物流

専用トラックで、納品形態や納品時間などニーズに合わせて納品。

A3. 効率的に運ぶ共同物流と、
細かなニーズに応える専用物流があります。

KRSの物流サービスは大きく2つに分けられます。ひとつは複数の取引先の商品を一緒に配送する共同物流です。たとえば食品工場へ複数の企業から食材を配送する場合、同じ場所に配送する各社の食材をまとめることで、より効率的、かつ経済的な物流を実現します。もうひとつが取引先の業態・サービスに合わせ、より細かなニーズにも応える専用物流です。これは主として全国展開する量販店や外食チェーン、CVSなどの取引先向けの事業で、専用の倉庫(物流センター)で商品を保管、納品形態や納品時間など取引先のご要望に合わせて配送するものです。4温度帯のスペースをフレキシブルに変更可能な専用トラックで配送も可能で、一度で少量多品種の食品と届けることができ、お届け先(店舗)の個別ニーズにも細かく応えることが出来ます。また情報システムもKRSの基幹システムと取引先の発注システムを連携するなど、物流に関わる一切を包括的に請負う付加価値の高いサービスです。

Q4. KRSは、なぜできるの?

A4. 50年以上のノウハウを培った食品物流のパイオニアだから。

KRSの原点は、その前身であるキユーピー株式会社の倉庫部門にあります。キユーピーの代表的な商品のひとつはマヨネーズですが、その原料となるたまごは割れやすいだけでなく、温度や匂いの影響を受けやすいとてもデリケートな食材です。その難しい食材の保管・輸配送において徹底した品質管理を行うことで、わたしたちは業界をリードする食品物流のノウハウを培ってきました。分離・独立後はキユーピー倉庫時代のノウハウを土台に様々なお客さまの食品物流に取り組み、保管・輸配送の技術開発を進めてきました。KRSは50年以上にわたって食品物流のパイオニアであり続けています。業界に先駆けて4温度帯の物流ネットワークを全国に展開した結果、現在では、全国約150箇所以上にのぼる事業拠点と、グループ全体で約5,500台の車両を擁する食品物流のリーディングカンパニーとして、暮らしのなかの食を支えています。厳しい品質管理が原点で、食品物流に特化したからこそ、唯一無二のKRSの現在があるのです。

まとめ

キユーソー流通システムは、
食品のより良い物流を、お客さまのニーズに
合わせて提案・実現する食品物流の
リーディングカンパニーです。