KRSの入社理由

人の役に立ちたい。
もっとも大切な食の流通を支えたい。
そう考えたら必然の帰結として
キユーソー流通システムに辿り着きます。

ありふれた話で恐縮ですが、私はずっと人の役に立つ仕事を職業にしたいと考えていました。世の中のすべての仕事は直接的、間接的に役に立っているわけですが、生活してゆくうえで一番大事なものは何かを考えた時、行き着いたのが“食”、なかでも食を支える社会インフラである食品物流という答えでした。そして、これも当社の社員にはありふれた結論になるのですが、食品物流という観点で企業を研究すると、必然的に業界ナンバー1のキユーソー流通システムに辿り着きます。みなさんもきっとそうなります。ともあれ、私は人々の“食”を支える仕事を通して、人々の役に立つという自身の目的を達成しようと決心し、当然の帰結として当社への入社を決めたのでした。
ただシステム開発部に配属されたのは予想外でした。入社前は物流の現場で司令塔として働く自分をイメージしていたからです。しかし、物流システムの構築・保守は、いわば食品流通の心臓です。多種多様なお客さまとシステム連携を行うため、お客さまや営業所の方と要件に応じたシステム構築仕様の調整を行い、最適な物流システムを実現する。それは、私がめざしていた目的にもっとも近い仕事だと、現在はシステム開発という仕事に誇りを抱いています。

現在の仕事内容

人の思いや願いを実現する。
だからシステム開発は、
人と接する機会が多い仕事です。

システム開発はずっとパソコンに向かってプログラムを組んでいるように思われがちですが、実は人と会う機会の多い仕事です。多くの場合、お客さまの流通システムは当社の基幹システムとお客さまの発注システムを連携し、そこにお客さまの求める仕様を加える形で設計・運用されています。お客さまにはそれぞれ異なるご要望、要件があり、それに合わせて倉庫での作業や配送も変化します。一般にお客さまのご要望と現場の作業負担はトレードオフの関係にありますが、効率的なシステムを構築することで、お客さまのご要望や要件を満たしつつ、効率的な作業や輸送を実現することが私たちの役割です。そのため、システム構築にあたっては営業とともにお客さまとじっくり話し合い、現場のスタッフとも打ち合わせを重ねてシステムによる解決策を探ります。システムは人の思いや願いを実現するツールです。だからこそお客さまや作業に関わる人々と密にコミュニケーションをはかり、問題の本質を把握することが重要なのです。

仕事に対する思い

30年に渡って日本の食を支えた
基幹システムの刷新プロジェクトに
当事者として参加できる喜び。

システム開発で喜びを感じるのは、システム化の効果が目に見えて表れたときです。システムによる作業効率の向上で「少し早く帰れるようになったよ」と声をかけてもらった時は、人の役に立てた実感を得られました。一方で大きな責任を感じることもあります。東日本大震災ではスーパーから商品が消えましたが、物流が停止すれば災害時と同じ事態が起こり得ます。人々の日常を支える食品流通の基盤に関わる者として、つねに緊張感を持って仕事にあたらなければならないと、つねに自分を戒めています。
今、私は、30年余りに渡って稼働してきた基幹システムの刷新プロジェクト(10年プロジェクト)に携わっています。すでにフェイズ分けは終了し、現在は第一段階が稼働し、第二段階のシステム開発に進んでいます。完成は2025年の予定です。これまで日本の食の流通を支えてきたシステムを抜本的に改修する大がかりなプロジェクトに参加できることは、システム開発担当者として大きなやりがいを感じています。

SCHEDULE

1日のスケジュール

菱谷さんは、仕事の大小・難易度に関わらず、真摯に向かう人間ですので、社内外関係なく誰もが信頼を寄せています。
対応がはやく、現場にも足繁く通い、多くの業務量を捌く力があります。そのため、新案件や日々のトラブル対応などで力を発揮してもらい大変助かっています。今後もこれまで培ってきた知識と行動力を新しい物流技術の提案に繋げてもらえることを期待しています。

思いをつなぐ仲間の目線

KAWAGUCHI TAKASHI

川口

開発本部 システム開発部

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