KRSの入社理由

人々の暮らしに欠かせない食品に特化し、
数々のイノベーションを起こしてきた。
その実力と将来性に魅せられました。

父が物流関係の仕事をしていたこともあり、幼少期から物流業界には親しみがありました。加えて兄も物流会社に就職したため、我が家のお茶の間はいつもロジスティクスがらみの話題ばかり。そんな環境で育った私が物流に興味をもたないわけがありません。大学時代の卒業論文では「物流と商流」というテーマに挑み、書き上げるにあたって業界研究を行っていましたが、KRSという会社を知ったのは就職活動を始めてからです。恩師に就職相談をしている際に、食品物流に特化した個性的な会社があると教えられたのがKRSでした。数多くある物流企業の中で、特定の分野に特化している企業は他にない特色を持っているのではないかと思い、興味津々で企業研究を行いました。調べていくうちに、ホストコンピュータ導入やロケーションシステムの開発、車両開発など、業界に先駆けたさまざまなイノベーションを起こしてきた企業だと知って驚きました。また食品流通もライフラインと同様、人々の生活に欠かせないことを考えると、事業の将来性にも期待を感じ、KRSに応募しました。

現在の仕事内容

KRSの新拠点開設に際し、
ネットワーク構築と情報機器を手配。
縁の下の力持ちのような存在です。

運用支援部は、KRSグループ拠点の新設や移転に際し、事務所や倉庫内で利用する通信ネットワークの整備と、業務で使用するパソコン、プリンタなどの情報機器の手配を担う部署です。加えて、導入した機器のリースや保守、IPアドレスの管理、ウイルス感染やシステムの不正アクセス、個人情報等の漏えい防止のための情報セキュリティ対策も行います。いわばKRS新拠点の情報インフラを整備する先行部隊です。たとえば業務拡大のために拠点を移動する場合、まず営業部門から新拠点に求められる仕様や必要機器をヒアリングし、現地調査に入ります。そこで敷地や建物の状況に応じてネットワーク構築に何が必要かを調査・確認し、システムベンダーに見積もりを依頼。予算を含めた計画書を起案し、情報機器を手配します。納品を確認したらシステム運用部門に引き継いで、一連の業務は終了です。こうして文字にすると簡単なようですが、事前に策定したロードマップに沿って確実に計画が進むように段取りし、関連部署や協力企業からの要望を調整するのはなかなか骨の折れる仕事です。
これまでで印象に残っているのは2012年のTV会議システムリニューアルと2019年の首都圏SLCのネットワーク構築です。とくに首都圏SLCは、最新の自動倉庫を導入するにあたり、強靭な通信ネットワーク設計を行いました。建築段階から現場入りし、現地調査をもとにゼネコンやシステムベンダーと協議を重ねました。災害時に備えた二重の通信ネットワークを構築したほか、通信ネットワークの見える化も実現し、監視体制の強化を実現したやりがいのある仕事になりました。

仕事に対する思い

最新のシステムを常に学び、
先進的な技術を活用した
安全・安心のインフラを構築していきます。

拠点の環境や仕事内容によって、準備するネットワークや情報機器は異なります。新たな仕事に取りかかる際には、どの機器が一番適正なのか、運用方法や保守・コストなどを総合的に検討して営業所へ提案し、期日までに準備していく必要があります。その実現までにはさまざまな苦労がありますが、予定以下のコストで期限内に拠点が構築でき、問題なく業務が進んでいることを確認できたときの充実感は格別です。また情報システムは次々と新しいものが開発されるため、常に調査と学習を繰り返し、使いこなせるように準備しておかなくてはいけません。それはこの仕事の楽しさであり、難しい部分でもあります。
私が目指すのは、まだ世の中で利用されていない先進的な技術を活用し、利用者が安全・安心に利用できるインフラ構築を実現することです。形ある物である以上、機械には故障のリスクがありますが、たとえ一部の機器が止まってしまっても利用者が影響を受けずに業務を続けられるような、システムが継続利用できる環境を提供していきたい。これまで業界に先駆けてイノベーションを起こしてきたKRSの伝統を、これからもずっと引き継いでいきます。

SCHEDULE

1日のスケジュール

守屋さんに質問や相談をするとすぐに納得のいく答えを頂けるので、デスクの周りにはいつもたくさんの人が集まっています。急を要する案件やトラブルも数多くありますが、相手の話をよく聞いて状況を把握し、解決に向けて前向きに対応する姿が、多くの方々に信頼される理由だと思います。忙しい時でも常に周りのメンバーのことを考え、何かミスをしても嫌な顔ひとつぜず、すっとフォローしてくれるとても優しい先輩です。

思いをつなぐ仲間の目線

HIRAYAMA TOMOHIRO

平山
智浩

開発本部 運用支援部

RELATED CONTENTS 関連するページ